婚活をしたい20代後半男性のblog

婚活をしたいのかしたくないのかわからないblog

AIの恋愛への応用が今アツい!

ざっくり言うと私は営業としてITっぽい仕事をしている。営業は握っている情報量が命なので、ITの営業は常に時代の先端っぽいことを把握しておかねばならない。顧客と世間話してるだけでは新しいものは提案できない。

そういった時代に取り残されてはアカンぞという雰囲気が社内にあるので、先日社内でAIの研修会があった。一応、AIはartificial intelligenceの略で簡単に言えば人工知能のことだが研究者によってその定義がまちまちである。「なんかすげえな」と思ったらだいたいAIなんじゃないだろうか(?)。

 

ここ最近のAI分野の発展は目覚ましいものがあり、画像の認識能力では余裕で人間を超えているらしい。女性のバスト画像を見せれば何カップかを判断する能力も人間より高そうだ。

人工知能も当然勝手に生まれて勝手に賢くなっていくわけではなく、人間がAIを育てるのであり、今ホットな手法としてDeep LearningというものがあってこれがAIの育成に効果抜群のようだ。よくわかってないので簡単にしか言えないがたくさんデータを与えてその法則性とかを学ばせて判断能力を育てるというものだ。

今実用化されてるAIのほとんどはとても簡単な判断を伴う単純業務の繰り返しであって、人間の煩雑な事務処理を軽減するというものだがAIの進化によってより複合的な処理も可能になる見込みだ。

 

こういうのを踏まえてなんか良い感じの提案できるように頑張ってねというのがこの研修の趣旨だったのだが、私は業務から外れてこのDeep LearningによるAIを恋愛分野で活用できないかとずっと考えていた。

以前記事でも触れたマッチングアプリ、あれは条件だけ書かせて「ほれ、良い奴探せ」と完全に丸投げされてるだけである。wi〇hというアプリは某メンタリストが監修してるからめっちゃマッチングするぜって感じの広告があるがそんな一人一人のこと診断できるわけがない。つまりマッチングとか言ってる割に本当にマッチしてるのかどうかについてはかなり疑わしい。

アプリでのマッチングからの成就に限らず、古今東西の恋愛の傾向をデータベースとしてAIにブチこんで学習させるとかなりの精度でおすすめ相手をサジェストしてくれるアプリが誕生するのではないだろうか。そしてアプリにとどまることなく、たとえば既に高精度である画像認識とも組み合わせれば相手の顔や表情から今とるべき最適の行動を教えてくれたりといった、そんなAI任せでの恋愛も可能になるのではないか。

そうなれば合コン、街コン、婚活などでお金を払い続けても成果が出ずに苦しむというようなことがなくなるし恋愛下手にありがたい世の中になって少子化にも貢献できたりできなかったりしそうだ。

 

あと数年のうちにそういった分野でのAIの発達を信じ、私はのんびり過ごすことにする。ちなみにこのブログは風俗レポのブログではない。

ピンサロに行った話

前にソープの体験記を書いたときまるでこれが最初で最後の風俗かのような口ぶりだったが、思い返してみると東京で1度ピンサロに行ったことがあった。ちなみにソープとピンサロの違いは簡単に言えば本番があるかないかだ(もっといろいろ違うけど)。

 

数年前に友達に連れて行ってもらったのだがそこは某アイドルが歌っていたような店名でなかなかの有名店らしく、ここであればあのソープでのほろ苦い思い出を払拭して前に進むことができるのではないかという期待があった。たくさんのオンリーワンの嬢がいるに違いない…けどナンバーワンのほうがいいなあなどと思いながら入店。

心なしか待合室での待機時も前回とは違い高揚感のようなものを感じられた。やはり何事も経験ということで、前回の経験が自分を成長させてくれたのだろうとあの太ましい嬢のことを思い出さずにはいれなかった。

 

プラン的に嬢の指名まではできなかったが、なんとなくの要望を伝えることはできるようだったので、胸がまあまああると嬉しいという旨を伝えた。前回のソープでは考え事に夢中になってしまい、体に押し当てられたりはしたが一度も胸を触らなかったので今回はパイタッチ童貞を捨てることを目標にし、せっかくなのでサイズ感を求めることにした。

 

仕切られた半個室のようなところでしばらく待っていると、嬢が現れた。正直言ってかなりのブサイクで、なかなかのオンリーワンだなあと思ったが要求通り胸が大きかったので良しとした。

顔は確かに残念であったが挨拶の印象は良く、丁寧に、そして嫌な顔ひとつせずに私の局部を拭いてくれた。明るく話題も振ってくれて、抱きしめて可愛がってくれた。気付いたらとてもドキドキしていた。このまま連れ去りたいと思った。

 

その後は上に跨って前後運動をしたり咥えたり手でアレしたりなど標準的なプレイをこなし、前回と違って純粋にその一つ一つの内容を楽しむことができた。Fカップの胸も触ることができた。あまりに触っていたので「おっぱい好きなの?」と笑いながら聞かれたが、好きかどうかはわからない。初めてのこの感覚を体にインプットさせるために一心不乱になって触っていただけなので、勉強に近い。とはいえその柔らかさには感動していたことは事実であった。

今回は難なくフィニッシュに至り、嬢に見送られ退店した。また会いに行こう、この時はそう思っていた。

 

 

翌日、股間に違和感を感じた。痛い。めっちゃ腫れてる。尿が溜まりすぎてるのかと思いトイレに行き放尿を試みたところ、激痛を感じた。血でも出てるんじゃないかと思うくらいに。

当然自慰などもってのほかで、膨張するだけでも死ぬほど痛い。女性にはわからない感覚だろうが、男は特にやましいことを考えなくても謎のタイミングで股間に血液が集中することもあるので、AVを見たりせずとも突然股間が痛くなったりする。そのたびにあの太いソープ嬢のことを思い出して鎮めるのであった。

あの女、虫歯でも持っていたのか。二度と会いに行くもんか。その後治るまでに3週間近く時間を要したのであった。

 

風俗のトラウマを解消するはずが、またしても苦い思い出になってしまった。

我こそは良い思いをさせられる店を知っているぞという方は名乗り出ていただきたい。

東京でマッチングアプリを始めてみた

以前スマブラでダントツでゼルダが可愛いと書いたがあまりに安易だった。反省している。誰がどう見ても可愛い。婚活的に考えればそんな身の丈に合わない競争率高い相手を狙うべきではなくその人が自分に合っているか、その人との生活がイメージできるかどうかで考えるべきであり、その結果今はしずえさんのことしか考えられない。最初はなんだこの獣と思っていたがじわじわ好きになっていった。

とはいえ婚活パーティで初めて会ったゼルダとしずえさんの二択になったときにすぐにしずえさんを選ぶのは難しいんじゃないか…?とも考えてしまうし、やはり人は何度も接してからじゃないとちゃんとした判断を下せない。第一印象に引っ張られがちである。

私は営業マンのくせに第一印象は最悪なので基本的に初対面の女性には避けられがちである。第二印象第三印象第n印象でもなかなか改善しないのでただの圧倒的非モテかもしれないがそれは認めたくない。

 

非モテと言えば、以前私がフラれた同じコミュニティに属してる女性がそのコミュニティの中で非モテ彼氏いないキャラとして定着してきており、同コミュニティのマスコットキャラ的存在(本当に申し訳ないけどかなり厳しめの人)の男とくっつけようという動きがあった。そういう動き自体がそもそも寒いとは思うが、そういう扱いを受ける女性にすら告白後半年泳がされてケラケラ笑いながら「もともと付き合う気はなかった」「イケメン紹介してくれ」と屈辱のフラれ方をした私ですら彼女ができるという話を受けpa〇rsというマッチングアプリに登録した。出会い系と言われたら怒る。

 

これで劇的な出会いを果たし、たちまちのうちに彼女ができ「アプリ最強やで」という記事を書くつもりであったが現実は甘くなかった。女友達に女目線でいけると思われるプロフィール写真まで撮ってもらったのに誰一人としてマッチングしない。いいねをくれるのは明らかに精神がイッてしまっているような人やカタギじゃない人ばかり。こんな惨めな思いをするのならアプリなんてやらなければよかった。男側の登録者は全員180㎝で年収1000万のイケメンなんじゃないかと思いたい。

これまであまり異性と縁がなかったような人も「アプリで恋人できました」というケースはかなり聞いていたので、正直少しやりとりするくらいならいけるんじゃないかと思っていた。しかし現実は厳しく、やりとりすらさせてもらえない。第一印象で完全に負けている。私はゼルダではないのだ。

 

同じくpa〇rsで可愛い子数名とマッチングし1日のうちに2人と会う約束をとりつけた友人がその日の夜我が家に泊めてくれと言ってきており、会ったら殴ってしまいそうなのでその日はなんとしても予定を作りたい。

 

アプリはもう少し続けてみます。

来年もよろしくお願いします

前回の投稿の性に疲弊宣言(友人には「未だ性を知らんのに疲弊するとは何事か」とも言われたりしたが)から間もないが、なんだかんだ性について考えることを辞められない。仕事中も帰省中も考えている。思春期だ。


結果、性とは役割であると思い至った。アイデンティティがどうとかいう前に男は男の格好をしたり振る舞いをしたりして男として生きていくのがほとんどであり、女も同様だ。特に意識もせずにそれをやっている。皆が無意識のうちに生まれながらに担った役割を全うしてるのだ。
これは恋愛も同じだと考える。「男らしい人が好き」みたいなフレーズに現れるように、男女は異性に求められるその性別としての役割をうまくこなせた者同士が結びつく気がする。性別を超えた恋愛が少ないのはほとんどの人が異性に異性たる役割を求めてるからではないだろうか。人間的に愛してるというのであれば性別なんてものはそもそも関係ないはずだ。「彼女が男でも愛していましたか?」と聞いてYESと答える人がいたらそれこそが真実の愛なのではないだろうか。真実の愛がなんなのかは知らないが…
そしてこういった話をすると往々にして性交渉云々(男女でないとできない)になるけどそれについては私自身あまり性衝動が機能してないのでその必要性がそこまでわからないので割愛。

私は年上の異性を異性と見ることに非常に苦労している。異性である前に年上の人間としてのくくりで考えるからだ。一緒に飲みに行ったりしても付き合ってもらってるという感覚がぬぐえない。仲が良いと甘えて失礼なことを言ったりもするけど、心の底では深いありがたみを感じている。
このとき、前提として相手にとって自分は男と見られていないというのがある。というのも、よく女視点で男を見ることがあるが、年下の男を好きになる女の気持ちがわからないからだ。なので当然自分はただの年下の人間だという意識でいるのだが、そのように「女は年下の男を男として見ない」と考えること自体が性の役割を押し付けてることになるのではないか。性に疲れたなどといいつつ自分からそういった役割にハマりにいっているのだ。

年上年下、男女関係なく全ての人に対してフラットに生きていきたいと思っているが道のりは険しい。というかこんなブログ書いてる時点でおかしい。婚活はどうした。

年末年始は実家で暇なのでたくさんブログが書けそうだと思っていたが予定がどんどん入り楽しい感じになってるので結婚しなくていいやと思っている大晦日
来年はこのブログ飛躍の年になるよう頑張りたい。具体的にはGoogleの広告の申請通るようにしたい。自分自身は飛躍するのは難しいので一歩一歩確実にゆっくりステップアップしていきたい。

性を憎んで人を憎まず

最近暇さえあればスマブラをしている。

今作、ゼルダが異様に可愛い。

ゼルダを見たあとにピーチを見るとあまりにマヌケな顔で腹が立ってくる。姫やめろ。マリオはなんで命がけでこんなのを助けに行くんだろうか、やっぱりヒゲの小太りのオッサンは可愛い子に相手にされないのだろうか。でもクッパもわざわざピーチ攫ってるし人気あるのだろうか…しかしクッパもモテる感じじゃないだろうしピーチ姫はただのオタサーの姫なのでは…

とりあえずゼルダ練習しようと思った。クリスマスの3連休の頭から最近更新頻度低いぞと指摘を受けているブログを書いてしまうほどにゼルダが可愛い。

 

 

こうやってブログやSNSなんかでは「可愛杉内」とか「好きなんじゃ~」とか言えるのに、おそらくゼルダ本人(実在しません)と面と向き合ったらそんなことは言えないだろう。せいぜい「いつも応援してます」くらいだと思う。

私は女の人にそういった誉め言葉をかけることが絶対できない。言ったらキモがられてSNSで言われそうだしセクハラにもなりかねない。しかしそういうことをサラリと言える人がモテるものだ。

要は相手を女扱いすることが大事なんだろうけど、困ったことに非モテ男が相手を女扱いすると本当に無理、キモいみたいなリアクションをとられてしまうのだ。逆にせっかく脈ありなのにまったく女扱いしてるような言動をとらないと見切りをつけられてしまうのでその見極めが本当にわからない。こちらが友達と思っていても相手はそう思ってなくてアプローチがなかったため徐々に離れていく、なんてこともあるし疲れた。

 

「良い雰囲気になってそのまま体が勝手に…」「理性が吹っ飛んだ」とかそういう話をよく男から聞くけど、本当にその感覚が理解ができない。なんなら理性のない男の都合のいい嘘だと思っていた。しかしあまりにみんなそういうことを言うので、もしかしたら本当なのかもしれないと最近感じている。自動的に体動いてほしい。

セックスしないと出られない部屋に閉じ込められてもきっと何もせず死ぬことを選ぶだろう私は、性に疲れてしまった。男女なんて概念をこの世から消したい。ゼルダが女じゃなくても可愛い。通り魔になって男のちんぽを全部切り取ってしまいたい。

最近出会う同世代の独身女性たちも「優秀な子供欲しいからスペック重視」などと臆面もなく言う人ばかりで、自分のことしか考えてないなあと感じて疲れてしまった。パートナーへのリスペクトがなさすぎる。子供できなかったら即離婚するんだろうな。結婚することや良い子供を作ることが目的になっている。生物的には正しいのかもしれないが…

ブログ書いてる今も独身女性から「子供欲しい~」って突然子供の写真送られてきて腹が立った。これが婚活だというのなら一生婚活なんてしない。結婚は手段であって目的ではない、お互いに好きだからするのが結婚だと思っていたがそうじゃないらしい。

 

 

男女付き合いについて勉強すればした分だけ理解度は上がり成功の道筋が見えてきたが虚しくなり、性に疲弊してしまったのでしばらく活動休止。恋愛とはもっと互いに人間としてのリスペクトを前提としたものだと思っていたけれど、実際のところ案外相手の性に訴えるようなものだった。だから自分は考え方が少しバイ寄りなんだなと気付けた。頭で考えずに本能的な行動がとれる人間に生まれればこんなこと考えずに健やかに生きていけたのだろうが。

 

どんなに素晴らしい人でも性にとらわれて生きていることを考えると、やはりこれは逃れられないものなんだろうしちゃんと向き合っていかねばならないんだろうが、今は疲れたので、スマブラをします。

回線はクソですがフレンド募集中です。

風俗体験記

彼女いない歴=年齢の私だが、性交渉は一度だけ経験がある。ソープだ。

 

大学3〜4年あたりの頃に後輩が「あなたは女を知れば変わる」と言い、彼の勤めていた飲み屋に私の風俗募金箱を置いてくれた。
気の良い客ばかりであっという間に数万貯まり、その金でありがたく周辺のなかなか高ランクのソープ店に行ったのだ。
人生の一大イベントと言っても過言ではないので、備忘のためにも文字に起こしておこうと考えた。

 

資金のみならず、風俗店に詳しい別の後輩が店の予約、嬢の指名までしてくれて(その際電話口で「実際に行くのは別の人です」と説明して店側が困惑していたらしい)、至れり尽くせりで労力をかけずに性交渉ができるという素直に考えたらありがたいことこの上なかった。ありがたいとは思いつつもどちらかと言えば恐怖が上回っていたので金だけ持ち逃げしようかとも考えていたが、予約した後輩が店の受付まで済ませてくれるという充実のサービス。受付を済ませた彼は「じゃ、感想楽しみにしてます!」と爽やかに去って行った。

 

そんな彼が間違いないですと言って指名した最強の嬢、どんなべっぴんさんがくるのかと期待しつつ待合室でそわそわして待つこと10分程。男女二人組が現れた。
きっとこの2人が部屋まで案内してくれるのだろうと考えるようにした。というのも、相手がこの女性なのだとしたらあまりに体重差がありすぎる。
ところが悪い予感は当たるもので、そのヘビー級の女性が後輩お墨付きの指名した嬢だったのだ。

 

黒服の男が去り、風呂場とリビングを無理矢理合体させたような部屋で嬢と2人きりになった。
正直作法も何も分からないので、嬢の言われるがままに荷物を置きソファに座り、下準備をする薄着の嬢を眺めていた。緊張もあったのかまったく興奮しない。
そんな私の様子を察したのか、嬢が飲み物でもどうかと勧めてくれた。冷蔵庫に2Lコーラが入っていたのでそれをお願いすると、隣に座りコップに注いでくれた。
飲み終えると間髪入れずに次のコーラを注いでくる。ものすごくスタンバイしてるので飲まないのも悪いかと思い、会話もなしにそれを何回も繰り返した。
1Lを超えたあたりで炭酸でお腹がきつくなり、「申し訳ありませんが…」とギブアップ宣言した。冬場だったので喉もあまり渇いていなかった。ここまでで20分程度、とても時間を無駄にした。

 

コーラをギブアップすると嬢は「じゃあやりましょっか」くらいのノリで服を脱がせてくる。めちゃ恥ずかしい。
そして風呂ゾーンへ連れて行かれ、体を洗われた。

 

初めてです童貞ですと伝えると「よくいるんで大丈夫ですよ、全部任せてください」と慣れた口調。お言葉に甘えて全部任せることにした。するとなんのためらいもなくアレを咥えたり足の指を舐めたりしてきて、興奮よりもこいつ正気か!?という気持ちになった。「いや悪いんでいいですよ」と言ってしまったが嬢は聞く耳持たず。過酷な仕事だなあと気の毒に思った。


本番においては、騎乗位から始まったのだが嬢がバウンドするたびにその重みで「ウッ」と声が出てしまう。気持ちがいいからではない。呼吸が止まる。

その後も妙に冷静になってしまい、挿入しながら自分の人生を振り返ったり目の前で演技で喘いでる嬢の人生とはなんなのかと考えたりと、プレイにまったく集中できない。ペニスも挿入の実感がなく、まるでその部位だけが異空間に飛ばされたような感覚だった。抜き出すと「あ、ちゃんとある…」と安心した。

 

そんな調子でまったく達せないまま終わりの時間が近づいてきて、嬢の焦りも伝わってきた。
彼女のプライドのためにも絶対に達しなければと思い、目を瞑り今までに会った可愛い子たちの顔を思い浮かべてその子を抱いてると思い込む(それにしてはふくよかすぎるが)ことでどうにかなったのだった。

 

初体験、たいして感動などないとは聞いていたので、まあこんなもんか〜と思いながら服を着ていると、嬢から「もっとやる気出せ」「そんなんだから彼女できないんだ」「私はピアノで音大出てるのにこんなことしてる」「地元の弟に学費を送ってる」「ホームページに書いてる年齢は2歳サバ読んでる」「九州出身で普段は北海道にいる」などと急にプライベートなことを言われた。
ここは風俗店であり普段は欲望のもとに訪れる客ばかりなので、私のように辛そうに行為に及ぶ奴はかなり嫌な客だったのかもしれないなと反省し、謝った。でももっとあなたが痩せてれば興奮できたんですよと言いたい気持ちはあったがそれはグッと堪えた。
そして嬢の身の上話を聞いて励まして終了時間を迎えた。
別れ際に「がんばれよ」と言ってくれたので結構いい人だったかもしれない。

 

「女を知って変わる」という当初の目標はまったく達成できなかった感じはするが、今でもこんなに仔細に覚えているくらい忘れがたい経験として自分の中に根付いており、たまにあの嬢は元気でやっているのかなと思いを馳せることもある。初体験の相手は忘れられないということなのだろうか。

 

これが最初で最後の体験になるんじゃないかと思っていたが、当時と違い今は社会人なのでまたソープに行こうかなと思っている今日この頃。もうその嬢の顔も名前も覚えていないが、また彼女に出会えたらすぐに気付くだろうと確信している。

恋愛とは登山である

そして女性とは高難度の山である。というよりもそうあってほしい。

事前に計画を立て、いろいろな装備をして、不測の事態にも備えて、天気にも左右されて、場合によっては引き返して、それでようやく登頂できる。女性とのお付き合いもそうあってほしいのだ。ロープウェイで簡単に頂上まで行けてしまうようなものであってはならないのだ。現状ロープウェイを備えてる女性も、男が登頂して物足りなくてすぐ去っていくので撤去すべき。ロープウェイありますよ!なんて言われた日にはもうその山に登る気もなくなってしまう。

 

今年は山に登っていないので、来年はどこか行きたいなあと思いました。