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マッチングアプリで彼女はできます!!(検索向けタイトル)

久しぶりの投稿になる。いつも書くたび言ってるけど。だんだんそのスパンが広がっていく。

去年の今頃は何かクソ記事書いて「今年はブログで収益じゃー」とかほざいていた記憶がうっすらとある。そして当然収益化はされていない。今年は収益化を目標にもしていない。邪な目標は持たずに単純にいいものを書きたいというピュアかつストイックな気持ちを持って書くことが一番収益につながるような気もする。(結局ピュアでもストイックでもない)。まず量を書けって話だ。

 

 

ツイッターを見てる人は知ってると思うけれど、結論からいうとマッチングアプリで会った人と1月半ばくらいから付き合い、3週間で振られた。期間にすると実にあっという間だがたくさんの出来事、気付きがあったので収益のためにも書いていきたい。

もう何も隠す必要もないし、本人の目に触れることはまあないだろう(もし見ることがあるとしたらこのブログが売れたときだ)ということでありのままに全てを書く。

 

 

時系列的に、まず初めて会ったのが12月の頭。金髪で背が高くて髪で顔を顔してうつむいてて怖かったのを覚えてる。しかもヘッドホンしてて話しかけにくい。そして一人称はぼく。なんか無駄に瞳孔が開いてる。正直ここまでコテコテの地雷っぽい人には会ったことがなくて、逆にすごい興奮してしまった。絵の仕事がしたいので派遣で働きながら土日に絵の学校へ通っており、そんなクリエイター志望という点も平凡なサラリーマンをやっている自分にとっては非常にそそられるものがあった。

最初まったく笑わず目も合わず、あちらもまったく話を盛り上げるようなこともなくどうしたものかと思ったが、頑張って話し続けていたら出身地も大学も近く共通の話題が多く見つかり、少しずつ打ち解けて笑顔が見れるようになった。

 

そしてLINEを交換し、その後も毎日LINEをやりとりし、何回か飲みに行き、共通の好きなアイドルの話で盛り上がり、家で一緒にライブ動画を見て、アプリで会ったんだしさすがにこれはいけるだろうと交際を申し込んだ。ちなみに家にきたが私は素人童貞のままである。

 

勝ち確と思っての交際の申し出だったが保留となり、後日長い長いLINEが届いた。内容としては彼女が自分がかなりのメンヘラで自傷行為リスカとかなんか腕焼いたりするやつ)、オーバードース過食嘔吐のベテランであること、そんな自分がまともに付き合えるはずがないので絶対迷惑をかけるであろうこと、しばらく考える時間がほしいことなどが語られていた。彼女は今年26歳で、いい年してそんな思春期みたいなことしてんなよとも思ったが正直私は自分が刺されたりしなければどうでもいいし好きに腕とか切っててくれやと思ったので「へー」くらいのリアクションで対応した。逆に相手が引いてた。

 

その結果(?)、1週間後にあちらから呼び出されお付き合いしてくださいと言われ、28歳にして人生初の彼女ができたのだった。

 

交際スタートしてからというものの、あちらから「嫌なことはなんでもいってほしい」「すれ違いのようなことは絶対嫌だからちゃんと話をするようにしたい」などと言ってくれたので、「この人は気弱だけどその裏返しでちゃんとお互い不安にならないようコミュニケーションをとろうとしてくれる人なんだな」と感心した。こちらも相手の危うい性格を考慮して気張ってほしくないし楽しくやっていきたいといった感じで声掛けしてできるだけ気楽になってもらえるよう心掛けた。

 

毎日LINEしつつ、土日が学校で忙しかったりするので職場から割と家が近いのでちょいちょい遊びに行くとか、いかにも恋人のようなやりとりをして浮かれていた。友達もこっちが驚くくらいみんな喜んでくれて、連日のようにお祝いが開催された。

この祝福に報いることができるよういいお付き合いをしていこうと思っていた。

 

付き合って2週間経った日曜に彼女と飲みに行き、次の水曜彼女の家に行く約束をしたがその翌日私はノロウイルスを発症し、水曜はやめておこうという話になった。しかしそれ以降一切LINEに既読がつかず、もしやノロが伝染してもともと不健康そうだし一人暮らしだし部屋で倒れてるのでは?と心配して、本来こちらが心配される側のはずが心配する側になってひたすら電話もかけた。出ない。

 

連絡が全然とれなくなり1週間近くが経ち、長いLINEが2通きた。

ノーカットで以下お届けする。

 

「連絡を取らないでいてごめんなさい
お付き合い始まって、まだ短い時間しか経っていませんが
今の自分には人とお付き合いするのが無理でした

ごめんなさい、人を好きになるのが今は無理です
お別れさせてください
人とお付き合いをすること自体、考え直したいので新しくお友達を作るとかも、今はやめようと思います

ごめんなさい」

 

「自分が、軽率でした
もっとよく考えてお付き合いできるのかどうか答えるべきでした。数週間の間に、相手が〇〇さんではなくても、今の自分は誰のことも大切にできそうにないと思いました。

相手を思いやったり、歩み寄ったりする気持ちが全く起きなくて、始まったばかりだから?実感がないから?と思っていました。

でもお付き合い始まってからずっと、頭のどこかに、自分には恋人がいる。その人にとって恥のないようにならなきゃいけない。私がどうやったらうまく釣り合うことができて、なにをすれば自分が、〇〇さんの隣にいるのに十分だと自分を認められるのか〜というのが巡っていました。
自分勝手です、上に書いたことが、ぐるぐる支配していて、気がついたらそのことばかり考えていて、それに疲れてしまって、考えるのを放り出しました。自分は誰にもふさわしくなれないと思いました。
これを言うとそんなことないと言ってくれたり、これからでしょと言う話になるかもしれないのですが、乗り越えられる気がしないです。新しい誰かが、自分の頭の中にいるのが怖くて、気持ち悪い。上書きされていく気がして、つらい。だからこの人のために○○してあげたい、助けてあげたい、力になりたい、など考えられなくて、これは恋人作るとか、無理ではないかと思いました。
時間を奪ってしまうし、大事にできないなら尚更、下手に引きずって付き合い続けないほうがいいし、そうやって続けたくないと思いました。

〇〇さんが何か悪いことをしたという話ではないです。ごめんなさい。」

 

いろんな有識者にもこの文章について相談したが、結局のところこれはあなたのことを恋愛対象としては見れませんでしたの長い長い言い換えでしかない。

あちらから最初にたくさん話をしようと提案してきたのに、こちらからもたくさんそういった話をする申し出をしたのに何も話をしてこなくて、「あなたに悪いところは何もありません」とか言ってたのにノロで苦しんでる間に一人で考え込んで勝手に結論を出されてしまった。前から振られることを極度に恐れていたし、この人は話がしたかったのではなくて、相手に黙って去られるのが怖かっただけなんだ。こっちの話を一切聞いてくれてなかったんだと気付いた。振られる前に振っとこみたいな気持ちもあったのかもしれない。

メンヘラという言葉はチープなのであまり使いたくないが、今までメンヘラというのは心が弱ってたり極端に控え目な人だと思っていた。自分のことしか考えられない人のことを言うんだと学んだ。この長いLINEを見て、ああこんなにもこっちの気持ちが伝わってなかったんだな、こっちのことを考えてくれてなかったんだなと思い急に力が抜けた。そんなんならアプリやらないでほしいし1週間考えてOKしてくれたのは何だったんだろう。まあ付き合ってみたらなんか違ったって話なんだろうけど。

どうすれば釣り合うか~とか控え目風に言っているが毎回飲みにいったときは奢ってたし金を出す素振りもほとんどなくお礼もない。結構いいとこ行ってたから短い期間だったが5万は奢っている。次行くとき注意しようかなと思っていたがその機会はなかった。こんなことをいちいち言う私は小さい男です。振られた後でグチグチいう小さな男です。

 

話聞いてない人だから話噛み合わないところもあったけど、刺激が欲しくて付き合ったのでそういう意味では狙い通りだったし楽しかったんだけれど、ずっと異星人と付き合ってるような感覚ではあった。3週間ではあったが初めて付き合って学ぶことは多かった。まず教訓としていかにも地雷っぽい人には行くべきではない。話が通じない。自分ならうまくやれるとか思うな。

 

とはいっても、直後は正直自信を失いかけた。自分が悪い部分は絶対にたくさんあっただろうし、もしかしたら10:0でこっちが悪かったのかもと思いかけていたが、たくさん友達が「お前は絶対に悪くない」「3週間で信用を失うようなことをするような奴じゃない、3週間でお前の何がわかるんだ」といったことを言ってくれて、これまで28年間まともに彼女こそできなかったけど素敵な友人に恵まれていてこれまでの人生に間違いはなかったと確信できた。

 

以上、振られた男の負け惜しみでした。