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マッチングアプリは救済ではない

アプリを使えば手っ取り早くいろんな人に出会えてその中からアプローチ対象を選ぶことができる、そう信じて私はアプリに手を出した。実際最近友達がアプリで出会った人と結婚したし、今はこれが賢い恋愛の仕方だと考えた。利用料がかからない女性と違って男性の利用料は決して安くなく、私は3か月で1万円程度のパックでの登録をした(料金はアプリによりますが割と標準的な料金だと思います)。

男女共に出会いを求めてるという前提なので職場やらで出会うのとはわけが違って簡単にそういう方向に進んでいくだろうけどアプリで恋人を作りたくはない、そんな葛藤が多くの人にあるように思われるし、実際に私もそうだった。1万円払ったときは「あ~払いたくねぇ~~」と言いながらもこれから待ち受けているだろうたくさんの出会いに胸を膨らませていた。

 

そして今月が登録して3か月目だが、未だに誰とも出会えていない。こんなブログを書くために1万円払ったわけじゃないはずなのに。

一応アプリのシステムを説明すると、無数にある異性のプロフィールを覗いて「いいね」をすると相手にそれが伝わり、いいねを返すとめでたくマッチングしてメッセージのやりとりができるようになるという感じだ。当然いいねをできる回数は限られているので乱発することはできない。

誰とも出会えていないとは言ってもまったくマッチングしないというわけでもなく、ちょいちょいマッチングするのだが、それがまたタチが悪い。ハイレベルな相手とマッチングして喜んで少しやりとりしたら返事が来なくなる、そんなことばかりだ。もう少し何かが違っていればうまくいったかもしれないという気になってしまうので諦めがつかない。

しかし男性と比べ女性は膨大な量のいいねがきて、それを捌くだけでも大変らしい(友達は2000以上いいねをもらっていた)。そう聞くと、そんな中自分が勝ち残るなんてことはありえない話だ。いくら大量の男女の中でマッチング制度を採っているとはいっても、一度マッチングした者はその戦線から離脱するということはなく、強い奴は強い奴として残り続けるのだ。誰にでも出会うチャンスがあるように見えてこれは強者のみが生き残って弱者(男性)は搾取され続けるだけのシステムだったのである。なんとむごい話だ。

 

普通にモテてない人間がアプリをやっても相手が見つかることはない。あれはモテる人間があえて身の回りじゃないところで良い相手を探すためのツールだ。全然彼氏彼女ができなくて「しょうがねえアプリで作るか…」という気持ちでは絶対に相手はできない。アプリによる救済はない。諦めて出家すべき。