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環境の話

最近転職をして都内に引っ越した。

前の会社の労働環境が異常だったというのもあるが、それ以上に生活環境を変えたかった。

 

前の会社では、職場の近くの会社が指定したアパートに住めばかなりの割合で家賃を会社が負担してくれるがそこじゃないとこに住めば家賃を全額自己負担するという仕組みだったので、渋々会社指定のアパートに住むことにした。

まあ帰りが異様に遅かったので近くに住んだのは結果的に正解ではあったが、職場&アパート周辺は街灯もなく人もまったく歩いておらず、その割に建物や道路は新しいので住んでて不気味だった。もうそこで働いたことが不正解だった。近くに外人の勤める研究施設のようなものがあり屈強な黒人の方々がよく公園で酒盛りをしていて怖かった。家が近いので寝坊すると先輩が家まで訪問してきてくれるサービス精神溢れる職場だったが、しょっちゅう日を跨いで仕事してるんだから寝坊くらい大目に見てほしかった。ちなみに都内まで電車で1時間以内の関東のくせに最寄り駅までは徒歩1時間を超える。

 

よく「職場と家を往復するだけの日々」というフレーズは聞くが、単なる往復にとどまらずここまで職場と家以外の世界が無であるとさすがに気が滅入ってくる。知らない人間に会いたいし帰りに寄り道の選択肢が欲しい。パンチラが見たい。

もともと社会人になるときには多少の出会いを期待していたが、新卒で入社して配属されたそのド田舎の営業所は人員10人程度の営業所で、女性は事務の40代半ばの既婚者のみだった。合コンとかに連れてってくれるアニキ的存在もいてほしかったが男性陣もほぼ全員既婚者で社外に友達がいるような人すらおらず、独身は激しいパワハラをするような人しかいなかった。すれ違いざまに死ねと言われるのは日常茶飯事である。

 

あまり環境のせいにするのはよくないとは思うが、振り返ると小中学校時代も異様に女子が少なく且つ男女の交流がなく、高校も元男子校(自分は共学の一期生)で女子が極めて少なく共学感がなく、大学も割と学歴的には良いところのはずだが女子がやけに少なくオタサーの姫を大量に生み出すようなところだった。ろくに女性に関わらなかったため、たまに女子に話しかけられても目も合わせられず「フヒヒww」と自分も驚くような気持ち悪い声を出してしまうような人間のまま大学を卒業してしまった。人生リスタートだと気合を入れて就職したのにそんな世界の果てのような場所でサビ残ばかりする生活に陥り、そんなんなら都内へ転職するわと思い転職したのだった。退職の送別会でもネチネチ恨み言を言ってくれたので、未練もまったくなくなった。なんて優しい会社なんだろう。

うんざりして辞めた仕事ではあるが在職時代は女性の顧客と話すことが多く、久々に会う学生時代の女友達には「別人のようだ」と言われるまでに対女性スキルを上げることはできた。

この経験を活かし新しい環境でブイブイ言わせてやるぜと意気込んで次の会社へ入社したが、新職場はやはり基本的に男だらけで皆が既婚者、数少ない女性も全員既婚で結構年上だった。ドラマとかでよく見る若い後輩女子はどこにいるんだ。合コンとか連れてってくれる先輩や後輩キャラはどこにいるんだ。みんなが家庭の話をしている。

 

とはいえ、恋愛に直結するような出会いはなくても都内で過ごすことで日常的に知らない人間を目にすることになって、そのことがとても嬉しかった。人間がいる。そして都内であれば街コンやマッチングアプリのような出会いコンテンツが非常に有効だ。前に住んでいた県では同じ県に住んでる登録者を全員網羅することができるくらいアプリの競技人口が少なかったのでまったく捗らなかった。新規登録者を古参ぶって迎えていた。

まだ都内で街コンも行ってないしアプリも登録していないが、地方で恋愛できない結婚できないと悩む人がいるなら思い切って人が多いところに来てみるというのは本当に有効だと思う。地方なら結構バカにされがちだが、都内では実際にそういった活動をしている人の話を本当によく聞く。さらに若いうちならどこにでも転職もできるというのも転職活動をして感じた。何より都会で暮らしているとその辺を歩いてても若くて綺麗な女性を見ることができるからモチベーションがあがる。田舎には若者がいないからそのあたりの欲求というか動物としての本能のようなものが鈍る気がする。

 

学生時代は環境の選択は自分ではどうしようもない部分が多少あったかもしれないが、社会人になって自立して出会いだのなんだのそういったことで悩んでいる人がいるのであれば思い切って環境を変えるというのはとても効果的なんじゃないだろうか。実際引っ越してからなんか出会えそうな気がしている。希望で胸がいっぱいです。

婚活はまず戦うフィールドを選ぶところからだ。無人島ではどんなに良い男でも生涯独身だろう。