婚活をしたい20代後半男性のblog

婚活をしたいのかしたくないのかわからないblog

非モテには勢いがない話

先日、「恋のロイヤル☆ストレートフラッシュ」という曲を聴きながら酒を飲み「何年経ってもやっぱり最高だな〜あの頃を思い出すな〜」とエモーショナルな気分に浸っていた。

この曲は、俗に言うギャルゲー、エロゲーの「D.C.〜ダ・カーポ〜」という人気シリーズのファンディスク的な立ち位置にある「D.C.P.K〜ダ・カーポーカー〜」というゲームの主題歌である。結婚なんてものを意識していなかった頃、同世代たちがリアル恋愛をしてる中自分はひたすらこういったゲームに明け暮れ、現実とかけ離れた恋愛ばかり勉強して彼女ができることもなく20代後半になってしまった。ちなみに曲名でググると違う曲ばかり出てくる。

少し昔の作品の主題歌を聴いて「エモ〜い」と言うのはオタクあるあるだとは思うのだが、この日は単にエモがるだけでなく曲の解釈にまで手を伸ばし「恋のロイヤルストレートフラッシュとは何なのか」と考え出してしまった。正直全然わからない。今までは何も気にせず「恋の曲なんだなあ、良い曲だなあ」とヘラヘラしていたが、途端に「そんなに揃えなくても恋愛ならワンペアとかでよくない?」みたいな気持ちになってきた。ググるとロイヤルストレートフラッシュの出現率は0.00015%らしく、その恋の成功率めっちゃ低いのでは?とも感じてしまう。

まあ、恐らく作曲陣もゲームのコンセプトに合わせた曲を作っただけであるというのはわかっているし、別に訳がわからない曲名だからどうだという話をする気もない。むしろここに恋愛のヒントがあると感じた。恋愛(特に男)に必要なのは根拠の有無に関わらず堂々とした態度や自信なのは間違いないが、このケースにおいても曲名は恋のロイヤルストレートフラッシュですと堂々と言われてしまって特に何も違和感を持つこともなく何年も経ってしまったわけだ。恋のワンペアと言われると納得はできるが少し頼りない。良い人だけど付き合う気にはなれないタイプ。

自分含め非モテ男は論理性だとか現実性だとかそういったことばかり気にして大きいことは絶対に言わない印象があるが、堂々として勢いがあれば案外うまくいったりするものである。事実であるかどうかなんてのはさほど重要視されていないのだ。「絶対に幸せにする!」みたいなセリフが好例である。非モテは「不安要素があって絶対に幸せにできる保証はない、最悪の場合死ぬからその時は俺を見捨てろ」みたいなことを平気で言う。正しいけどそんなこと言われてもつらい。
婚活や恋活においても、自分のスペック等を考えることも重要ではあるがそれ以上にそういった精神的な部分を意識していこうと思った。普通の人は意識せずにできることなのだろうと思うと悲しくなるが。
ここで書いてる内容も真偽はあやしいけれど勢いよく堂々と書いてるのできっといい感じに見えるだろう。